アフィリエイト広告(ネット広告)の規制は?
2020年3月15日
アフィリエイト広告(ネット広告)を出しているとインターネットなので色んな口コミや書き込みがあったり、アフィリエイターはどんな風に商品を紹介しているのかなど、十分に把握できていないこともありますよね?そんな中、アフィリエイト広告に対する規制が強化されたのでここで簡単に紹介します。
アフィリエイト広告(ネット広告)の規制はある?
アフィリエイト広告の規制というのは今まで見逃されてきており、ほとんどありませんでした。
しかし、2018年に初めて行政処分がありました。これまではアフィリエイトはブログやホームページを運営している人が勝手に書いている内容だ。だから、広告主には関係がないと言うことでずっと見逃されてきていました。
ですが、ここにきてインターネットを利用するユーザーが多くなり被害も増えてきたのか広告主は掲載されているページの内容についても責任持つ必要が出てきました。今回紹介する例がまさにそれに当てはまるというわけではないのですがアフィリエイト広告を出すときの法律的な問題や、規制について参考になれば幸いです。
アフィリエイト広告で考えられる違法な行為
アフィリエイト広告でどのような行為が違法な行為とされるのでしょうか?
それは既存の法律で薬事法や景品法に抵触するような内容は基本的に NG です。
例えば効果が不透明なサプリやダイエット食品などを
- これを食べれば痩せる
- これを飲んだから痩せる
- 〇〇が治った
など根拠のないことを言ってはいけません。
また景品法に触れる内容では実際の商品とは異なる画像や効果をうって、消費者を誤解させてはいけんません。説明やキャッチコピーの文句が誇大広告(事実と反する)と NG です。
ネットを見ているとそういったものをあまりにもたくさん見かけるので本当にそんなことで規制の対象になるの?と思う方もいると思うので具体例を紹介します。
アフィリエイト広告の規制で行政処分を受けた例
日本アフィリエイト協議会に掲載されている最新の情報です。既に2020年なので2年が経過していますが、今のところこの一件ぐらいしか見つけることが出来ませんでした。
この他にも行政処分をされたところはもっとよく探せば見つかるかもしれません。あまり大きなものではなく情報が開示されていないことも考えられます。
2018年6月15日(金)、消費者庁は株式会社ブレインハーツに対して、景品表示法に基づく措置命令及び課徴金納付命令を下しました。
【消費者庁】株式会社ブレインハーツに対する景品表示法に基づく措置命令及び課徴金納付命令について
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/#180615_3今回の消費者庁による行政処分は、アフィリエイトサイトの表示も景表法の規制の対象であることが、措置命令内において初めて明記された事案となります。
※2016年6月30日に消費者庁が制定した「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」内において、アフィリエイトサイト上の表示についても、広告主は景品表示法及び健康増進法上の措置を受けるべき事業者に当たる旨は明記されております。
消費者庁は株式会社ブレインハーツに対し、景品表示法に違反するものである旨を、一般消費者に周知徹底することを命令しております。
またその周知徹底の方法として、アフィリエイトサイトからハイパーリンクにより自社ウェブサイトに遷移する動線を含めることとしております。
措置命令を受けた株式会社ブレインハーツ社の商品をアフィリエイトで紹介していた方は、下記ブレインハーツ社の「措置命令及び課徴金納付命令に関するお詫びとお知らせ」へのリンク掲載を行ってください。
弊社に対する措置命令及び課徴金納付命令に関するお詫びとお知らせ
http://www.brhts.com/
出典:日本アフィリエイト協議会
既にホームページが閉鎖しているため現状は確認できませんでした。
この行政処分が下った時にはホームページ内にお詫びの特設ページが設けられていたようです。
このように行政処分をうけ法律に触れるようなことがあれば商売として続けていくのは難しいですよね…
実際にどのようなことをしていたのかというと
自社サイトなどで「7日間飲むと1ヶ月体重が減少し続ける」「洗うだけで美肌を生成」などの表示を根拠なく行っていたほか(優良誤認)、実際には販売実績のない価格を“通常価格”とうたい、「通常価格14,900円(税抜)⇒限定特価2,980(税抜)」など、価格が通常よりも安いかのように見せる表示(有利誤認)を行っていました。
出典:ねとらぼ
内容を見ると「自社サイトなど」とあるので、自社サイトの内容を真似してアフィリエイターも同じような謳い文句で誘導をしていたのかもしれません。自社サイトにこのように書かれていたことを考えるとアフィリエイターは同じような謳い文句を使うことは自然なのでこの企業の身から出た錆とも言えます。
広告主がアフィリエイトで規制の対象にならないためには?
アフィリエイト広告を出していると、アフィリエイトシステムの方で流入があったページを確認できます。この流入があったページというのはアフィリエイターが商品を紹介してくれているページです。そのページに書かれている内容に誤りや誇張しすぎている表現なのがあれば、アフィリエイターと連絡を取って修正をお願いしていくのがいいでしょう。少し手間に感じることもあるかもしれませんが、こういった一つ一つの取り組みが安全にインターネットで商品を販売し続けていくために大切なことです。
アフィリエイトシステムを選ぶなら
アフィリエイトこれから始めようと思っている広告主の形は、アクセス解析機能がしっかりしているアフィリエイトシステムを選ぶことをお勧めします。
リファラと言って先ほど紹介したリンク元のページを調べられないアフィリエイトシステムではアフィリエイターによってどのような紹介がされているか確認ができず、思いもよらないトラブルに発展してしまうかもしれません。
そうならないためにも既にアフィリエイト広告を出している人はリンクを辿れるかチェックしましょう。これからアフィリエイトを始めるならばアフィマというアフィリエイトシステムを使うとアクセス解析機能が備わっています。
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